企業経営理論 H20年度 第32問

第32問

フランチャイザー(本部)とフランチャイジー(加盟店)とから成るフランチャイ ズ・チェーン制度の特徴として、最も不適切なものはどれか。

  1. 開業の資金や意欲は有しながら、十分な経営経験や店舗運営経験のない人で も、加盟店になることによって、独立の経営者となることができる。
  2. 加盟店は、経営規模の拡大を目指して、任意に対象地域を設定することはでき ない。
  3. 経営のノウハウを持っている本部が、たとえ、十分な資金を持っていなかった としても、チェーンを大規模にすることができる。
  4. 小規模の独立の加盟店が、所有上の独立性を有したまま、共同仕入れなどの運 営上の共同作業を行うものである。
  5. 本部は、加盟店から、経営指導などの対価としてロイヤルティを受け取る。 ― 38― ◇M3(743―85)
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正解:

解答:エ

〔リード〕フランチャイズ・チェーン(FC)の特徴に関する「最も不適切」型。FCとボランタリー・チェーン(VC)の違いがポイント。

  • ア(○):FCは本部のノウハウ・ブランドを活用するため、経営経験の乏しい人でも加盟により独立の経営者となれる。適切。
  • イ(○):FCでは本部がテリトリー(営業地域)を管理するため、加盟店が任意に対象地域を設定することはできない。適切。
  • ウ(○):本部は自己資本に乏しくても、加盟店の資金を活用してチェーンを大規模に拡大できる(FCの資本効率の高さ)。適切。
  • エ(×・最も不適切):「小規模の独立事業者が所有上の独立性を保ったまま共同仕入れなど運営上の共同作業を行う」というのは**ボランタリー・チェーン(VC)**の説明であり、本部のフォーマットに従うFCの特徴ではない。これが正解。
  • オ(○):本部は加盟店から経営指導等の対価としてロイヤルティを受け取る。FCの基本的特徴で適切。

よって

#製品・ブランド戦略#消費者行動

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