企業経営理論 H20年度 第29問

第29問

女性がスパやエステティックサロンを選択する場合、口コミの利用が多く、広告 なども活用されている。事前に客観的な評価がしにくいので、消費者はその選択に 際して適切な情報を得にくいという状況にある。それは、欧米においても同様であ り、調査員の公正な調査に基づくガイドブックが発行されたりしている。その日本 版の出版に関して、最も不適切なものはどれか。

  1. ンターネットを通じて利用客の声を多数集め、それを調査対象選定に活用す ることによって、ガイドブック購入者の参加意識を高めることが重要である。
  2. ガイドブック自体の認知度を高めるために、日本版の出版発表の前に、欧米版 のガイドブックの認知度を高めるためのパブリシティを積極的に行うことが重要 である。
  3. このガイドブックの主要な読者層と重なる女性誌とタイアップして、その女性 誌の名前を冠したガイドブックにすることが重要である。
  4. 信頼度が判別できない情報が多数あるので、調査員による信頼度の高い公正な 情報を提供することが重要である。
  5. 若い女性の旅行目的のつとして、スパやエステティックサロンが挙げられる ことがあるので、都市だけでなく、リゾート地のホテルのスパやエステティック サロンも対象に加えるのが重要である。 ― 35― ◇M3(743―82)
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正解:

解答:ウ

〔リード〕事前に客観評価しにくいスパ・エステを対象とする、調査員の公正な調査に基づくガイドブック日本版の出版に関する「最も不適切」型。このガイドブックの価値の核心は「公正性・客観性・信頼性」にある。

  • ア(○):インターネットで利用客の声を多数集め調査対象の選定に活かすことは、読者ニーズの反映と購入者の参加意識向上につながる。適切。
  • イ(○):日本版発表に先立ち、母体となる欧米版ガイドブックの認知度をパブリシティで高めておくことは、ブランドの信頼性訴求として有効。適切。
  • ウ(×・最も不適切):このガイドブックの強みは調査員による公正・客観的な評価にある。特定の女性誌とタイアップしその誌名を冠すると、商業的バイアスを疑われ公正性・中立性という核心的価値を損なう。最も不適切でこれが正解。
  • エ(○):信頼度の判別できない情報が氾濫するなか、調査員による信頼性の高い公正な情報を提供することは、まさに本ガイドブックの存在意義に合致。適切。
  • オ(○):スパ・エステが旅行目的になり得ることから、都市部だけでなくリゾート地のホテル内施設も対象に加えるのは読者価値を高める。適切。

よって

#製品・ブランド戦略#プロモーション

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