財務・会計 H19年度 第3問

第3問

経過勘定項目について述べた次の文章の空欄A~Dに入る最も適切な語句の組み 合わせを下記の解答群から選べ。 一定の契約に従い、継続して役務の提供を A 場合、 B 対価は、 当期の損益計算 C するとともに貸借対照表の D の部に計上しなけ ればならない。

  1. A:受ける B:いまだ提供されていない役務に対し支払われた C:に計上 D:資産
  2. A:受ける B:既に提供された役務に対し支払いが終わらない C:から除去 D:資産
  3. A:行う B:いまだ提供していない役務に対し支払いを受けた C:から除去 D:負債
  4. A:行う B:既に提供した役務に対し支払いを受けていない C:に計上 D:負債 ― 3― ◇M2(023―25)
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正解:

解答:ウ

経過勘定の4項目(前払費用・前受収益・未払費用・未収収益)のうち、本文は「役務を提供する側」で「まだ提供していない役務の対価を受け取った」ケース、すなわち 前受収益 の説明である。前受収益は当期の収益から除去(繰延べ)し、貸借対照表の 負債 の部に計上する。

  • ア(×):A「受ける」(役務を受ける側)・D「資産」は前払費用の説明。B「いまだ提供されていない役務に対し支払われた」を当期損益に「計上」するとあり、繰延べの方向が逆で誤り。
  • イ(×):B「既に提供された役務に対し支払いが終わらない」は未払費用の説明で、これを当期損益「から除去」し「資産」計上とするのは整合せず誤り(未払費用は負債)。
  • ウ(○):A「行う」(役務を提供する側)/B「いまだ提供していない役務に対し支払いを受けた」=前受け/C「から除去」(当期収益から繰延べ)/D「負債」。前受収益の処理として整合し正しい。
  • エ(×):A「行う」・B「既に提供した役務に対し支払いを受けていない」は未収収益の説明。これは当期損益に「計上」し「資産」の部に計上するもので、D「負債」とするのは誤り。

よって

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