企業経営理論 H19年度 第26問

第26問

飲料メーカーB 社は、高機能性の清涼飲料水の新製品を市場に導入する際に、流 通チャネルにコンビニエンスストアだけを選択して、慣習価格よりも高い価格を設 定した。このような方策を採用した理由として最も適切なものはどれか。

  1. ンビニエンスストアでは、値引き販売が通常行われ、製品イメージの低下が 懸念されるものの、販売量を増やすことが可能となる。
  2. ンビニエンスストアでは、弁当類と飲料とがセットで購入されることも多 く、その場合、飲料のもつ高機能性を印象づけることが可能となる。
  3. ンビニエンスストアは、家族需要に対応しており、家庭内に買い置きしてお く購買行動に適している。
  4. ンビニエンスストアは、個人だけではなく、法人などによる贈答用の需要に も適している。
  5. ンビニエンスストアは、この商品のもつ高機能性を、店員が豊富な情報量で 具体的に訴求するのに適している。 ― 30― ◇M3(023―71)
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正解:

解答:イ

〔リード〕高機能性清涼飲料の新製品を、流通をコンビニに限定し慣習価格より高く設定した理由を問う「最も適切」型。コンビニは定価販売が基本で値引き慣行が弱く、個人の即時消費・ついで買いの場であり、新規・高付加価値商品の導入チャネルとして適する。これに整合する記述を選ぶ。

  • ア(×):コンビニは値引き販売がむしろ行われにくいチャネルであり、高価格設定の理由にならない。記述の前提自体が誤り。
  • イ(○):コンビニでは弁当類と飲料がセットで購入されることが多く、その場面で高機能性を訴求・印象づけられる。高機能・高価格商品をコンビニに限定する理由として適切。これが最も適切。
  • ウ(×):家族需要・買い置き購買に適するのはスーパー等であり、即時消費型のコンビニの特性に合わない。理由として不適切。
  • エ(×):贈答用需要に適するのは百貨店等であり、コンビニ限定・高価格の理由にならない。
  • オ(×):コンビニの店員が豊富な情報量で具体的に商品説明するという販売形態は現実的でなく、コンビニの特性に合わない。理由として不適切。

よって

#人的資源管理#製品・ブランド戦略#価格・チャネル戦略

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