企業経営理論 H19年度 第1問

第1問

目標管理およびその技法や経営計画に関する説明として最も適切なものはどれ か。

  1. 米国大手電機メーカーなどで用いられているシックス・シグマという目標管理 技法は、統計的管理幅を±シグマに定め、不良品の発生頻度を96%以内に抑 えて、経営効率を上げようとするものである。
  2. 米国からわが国に導入されたQC は独自な展開をみせ、やがて全社的な品質管 理をめざすTQC へと発展したが、その推進の担い手であった日本科学技術連盟 はその呼称をTQM(Total Quality Management)に変更した。
  3. 米国レーガン政権時代の商務長官にちなんで設けられたマルコム・ボルドリッ ジ賞は、米国製造業の研究開発力を高める上で貢献したが、経営体質の改善や国 際競争力を高める上では機能しなかった。
  4. 目標管理制度とQC 活動が緊密に結びつくと短期志向の目先の管理に陥りやす いことから、この弊害を除くべくわが国ではクロス・ファンクショナル・チーム が用いられている。 ― 1― ◇M3(023―42)
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正解:

解答:イ

〔リード〕目標管理(MBO)とその技法・経営計画に関する正誤判定。選択肢は順にア・イ・ウ・エ。

  • ア(×):シックス・シグマは統計的管理幅を±6シグマに定め、不良率を100万分の3.4(約3.4ppm)程度に抑える品質管理手法である。「±1シグマ」「不良発生頻度を96%以内」という記述は数値が誤り。
  • イ(○):米国から導入されたQC(品質管理)は日本独自にTQC(全社的品質管理)へ発展し、その推進主体である日本科学技術連盟(日科技連)は呼称をTQM(Total Quality Management)へと変更した。事実に合致する。
  • ウ(×):マルコム・ボルドリッジ賞(MB賞)は経営品質向上を評価する賞であり、米国企業の経営体質改善・国際競争力強化に大きく貢献した。「研究開発力を高めたが経営体質改善や国際競争力には機能しなかった」とする記述は逆で誤り。
  • エ(×):目標管理とQC活動の結合による短期志向の弊害を除く目的でクロス・ファンクショナル・チーム(CFT)が用いられるという因果関係は、診断士テキスト上の通説とは異なる。CFTは部門横断的な課題解決のための組織であり、この説明は不適切。

よって

#M&A・提携#人的資源管理

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