第11問
信頼性の高いコンピュータシステムの構成に関する次のa~dの記述と、その記 述を表す用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 a 同じ処理を行うコンピュータシステムを二重に用意する形態。一定時間ごとに 処理結果を照合して処理の正しさの確認を行い、どちらかのコンピュータシステ ムに障害が発生しても、一方のシステムで処理を続行でき高い信頼性が得られ る。 b コンピュータシステムの負荷を分散させる目的で複数のCPU やコンピュータ を接続し、各CPU やコンピュータで分担して処理を行うコンピュータシステム の総称である。 c 業務処理を通常行うコンピュータシステムでオンライン処理を行っている間、 別の処理を行わせながら待機させる別システムを用意する形態。通常使用してい るシステムに障害が発生した場合は、待機システムに切り替えてオンライン処理 を続行する。 d 独立して動作する複数のコンピュータを相互に接続し、全体として信頼性の高 いコンピュータシステムを構築する形態。コンピュータの一部が障害を起こして も他のコンピュータに処理を肩代わりさせ、システム全体の停止を防止する。
- ア a:デュアルシステム b:ロードシェアシステム c:コールドスタンバイ d:クラスタリング
- イ a:デュプレックスシステム b:タンデムシステム c:ホットスタンバイ d:マルチプロセッシングシステム
- ウ a:ホットスタンバイ b:クラスタリング c:ミラーリング d:ロードシェアシステム
- エ a:マルチプロセッシングシステム b:フォールトトレラントシステム c:タンデムシステム d:デュアルシステム ― 12― ◇M6(023―143)
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正解:ア
解答:ア
信頼性の高いシステム構成(冗長化)の用語対応問題。
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a:同じ処理を行う二系統を用意し、一定時間ごとに結果を照合して正しさを確認、片方が障害でも続行できる=デュアルシステム。
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b:負荷分散のため複数CPU・コンピュータを接続し分担処理する総称=ロードシェアシステム。
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c:本番系がオンライン処理する間、別処理をさせつつ待機させ、障害時に切り替える=コールドスタンバイ(待機系を即時稼働でなく別用途で待たせる形態)。
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d:独立動作する複数コンピュータを相互接続し、一部障害でも他機が肩代わりして全体停止を防ぐ=クラスタリング。
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ア(○):a=デュアルシステム、b=ロードシェアシステム、c=コールドスタンバイ、d=クラスタリングで各定義と一致する。
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イ(×):aのデュプレックスシステムは現用系と待機系の構成(結果照合の二重処理ではない)でデュアルとは異なる。dのマルチプロセッシングは1台内の複数CPU処理を指し、独立コンピュータ相互接続のクラスタリングと異なる。
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ウ(×):aのホットスタンバイは待機系を即時切替可能に常時待機させる構成で、結果照合の二重実行を行うデュアルとは異なる。cのミラーリングはデータ二重化(RAID1等)でスタンバイ切替の説明と合わない。
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エ(×):aのマルチプロセッシングは結果照合する二重系の説明と一致せず、各対応が定義とずれている。
よって ア。