第8問
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 日本の中小製造業の海外直接投資が、近年大きく増加している。経済産業省「海 外事業活動基本調査」 (2004年)によれば、2002年度に海外現地法人を持つ中小製造 業の数は400社を超え、海外現地法人を持つ製造業企業全体の中での中小企業の比 率はおよそ A %である(ここでは、資本金億円以下の法人企業を中小企 業とする)。中でもアジア地域への中小企業の進出が目立っている。 なお、前掲の資料によれば、中小製造業の半分以上は、アジア製造拠点の技術水 準が日本 B と回答している。一方、アジア拠点での生産活動に伴って国内 の生産量や雇用 C と回答した企業が中小製造業の半分以上を占める。 (
設問1
) 文中の空欄Aに入る最も適切な数値はどれか。
- ア
- イ (
設問2
) 文中の空欄BとCに入る最も適切な語句の組み合わせはどれか。
- ア B:と同等である C:が減少している
- イ B:と同等である C:は減少していない
- ウ B:より低い C:が減少している
- エ B:より低い C:は減少していない ― 6― ◇M7(023―160)
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正解: 設問1 ウ 設問2 イ
解答:設問1=ウ、設問2=イ
〔リード〕海外事業活動基本調査(2004年)による中小製造業の海外直接投資の動向。中小製造業の海外進出はアジア中心に拡大しているが、海外現地法人を持つ製造業全体の中での中小企業比率はなお限定的で、アジア拠点の技術水準評価や国内雇用への影響が論点となる。
設問1(空欄A:中小企業比率):正解 ウ
- 海外現地法人を持つ製造業企業全体のうち、中小企業の占める比率はおよそ示された数値(選択肢ウ)にあたる。なお本問は選択肢表記が文字化けしているため、公式正解 ウ に従う。
設問2(空欄B・C):正解 イ
- B:と同等である:中小製造業の半数以上が、アジア製造拠点の技術水準は日本と「同等」と回答した。「より低い」は実態と異なる。
- C:は減少していない:アジア拠点での生産に伴っても、国内の生産量や雇用は「減少していない」と回答した企業が半数以上を占めた。空洞化が単純には進んでいないことを示す。「が減少している」は誤り。
- B=同等・C=減少していないは イ。
- ア(同等/減少している):Cが誤り。
- ウ(より低い/減少している):B・Cとも誤り。
- エ(より低い/減少していない):Bが誤り。
- よって イ。