組織論
ハーズバーグの動機づけ衛生理論
Herzberg's Two-Factor Theory
概要
職務満足と不満足は別々の要因から生じるとする動機づけ理論。
詳細解説
ハーズバーグの動機づけ衛生理論(二要因理論)は、職務に対する満足をもたらす「動機づけ要因」と、不満足を防ぐ「衛生要因」は別のものであるとする理論である。衛生要因を改善しても不満が解消されるだけで、積極的な動機づけにはならない。
動機づけ要因には達成感・承認・仕事そのもの・責任・成長などがあり、衛生要因には給与・作業条件・人間関係・会社の方針・監督方法などがある。職務充実(Job Enrichment)が提唱された。
試験対策のポイント
- 暗記必須:ハーズバーグが提唱。動機づけ要因(満足を生む=仕事の達成・承認・責任・成長)と衛生要因(不満を防ぐ=給与・労働条件・人間関係・会社の方針)。
- 頻出ポイント:満足の反対は「不満足」ではなく「満足がない」状態。満足と不満足は別次元という二要因理論が核心。
- ひっかけ注意:給与・作業条件・対人関係は衛生要因(いくら改善しても積極的満足にはならない)。達成・承認・仕事そのものが動機づけ要因。分類の取り違えに注意。
事例・具体例
給与を引き上げても(衛生要因)不満は減るが満足にはつながらない。やりがいのある仕事や権限の拡大(動機づけ要因)により、積極的なモチベーションが生まれる。
提唱者・関連学者
フレデリック・ハーズバーグが1959年の著書で二要因理論を提唱した。ピッツバーグ地区の技術者と会計士への調査に基づいている。