🏠 総合トップ 中小企業診断士1次試験 用語集 企業経営理論
経営戦略論

CSR

Corporate Social Responsibility

概要

企業が社会的責任を果たしながら持続的に成長する経営の考え方。

詳細解説

CSR(企業の社会的責任)とは、企業が利益追求だけでなく、環境保全・人権尊重・地域貢献・コンプライアンスなど、社会に対する責任を果たすべきとする考え方である。ステークホルダーとの関係を重視する。

キャロルはCSRを経済的責任・法的責任・倫理的責任・社会貢献的責任の4段階で示した。近年はCSV(共通価値の創造)やESG経営など、社会課題の解決と事業成長を両立させる概念が注目されている。

試験対策のポイント

  • 暗記必須:CSR=企業の社会的責任。経済的・法的・倫理的・社会貢献(フィランソロピー)的責任の階層(キャロル)が知られる。
  • 頻出ポイント:ステークホルダー(利害関係者)への配慮が核心。株主だけでなく従業員・顧客・地域・環境など多様な主体が対象。
  • 関連づけ:CSV(共通価値の創造=ポーター)、SDGs、ESG投資など発展概念と結びつけて押さえる。

事例・具体例

パタゴニアは環境保全を経営の中核に据え、売上の1%を環境保護団体に寄付する「1% for the Planet」活動を実施している。

提唱者・関連学者

アーチー・キャロルが1991年にCSRのピラミッドモデルを提唱した。マイケル・ポーターはCSV(Creating Shared Value)の概念を提示した。