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経営戦略論

参入障壁

Entry Barriers

概要

新規企業が業界に参入する際に直面する困難や障害。

詳細解説

参入障壁とは、新規企業が特定の業界に参入する際に直面する経済的・制度的な障壁である。主なものに、規模の経済、製品差別化、巨額の投資要件、スイッチングコスト、流通チャネルの確保困難、政府の規制などがある。

参入障壁が高い業界では既存企業の収益性が守られやすい。既存企業は参入障壁を高める戦略を取ることで、競争優位を維持しようとする。

試験対策のポイント

  • 暗記必須:参入障壁=新規参入を妨げる要因。規模の経済・製品差別化・巨額の所要資本・流通チャネル・政府規制・既存企業のコスト優位など。
  • 頻出ポイント:参入障壁が高いほど既存企業の収益性は守られる。5フォースの「新規参入の脅威」を弱める要因。
  • ひっかけ注意:参入障壁(入る障害)と撤退障壁(出る障害)を混同しない。両方高い業界はハイリスク・ハイリターンになりやすい。

事例・具体例

航空業界は航空機の購入費用・空港の発着枠の確保・安全規制への対応など、参入障壁が非常に高い業界である。

提唱者・関連学者

ジョー・ベインが1956年に参入障壁の概念を提唱した。ポーターが5フォース分析の要素として体系化した。