財務諸表分析
経営レバレッジ
Operating Leverage
概要
固定費の存在により売上高の変動以上に営業利益が変動する効果。
詳細解説
経営レバレッジ(営業レバレッジ)とは、固定費の存在により、売上高の変化率以上に営業利益が変化する効果をいう。経営レバレッジ係数=限界利益÷営業利益で計算される。
固定費の比率が高い企業ほど経営レバレッジが大きく、好況時には大幅な増益が期待できるが、不況時には大幅な減益や赤字に陥りやすい。
試験対策のポイント
- 暗記必須:経営(営業)レバレッジ係数=限界利益÷営業利益。売上変化率に対する営業利益変化率の倍率を示す。
- 頻出ポイント:固定費の比率が高いほど経営レバレッジは大きく、売上の変動が営業利益を大きく増減させる(ハイリスク・ハイリターン)。
- 関連づけ:損益分岐点に近いほど経営レバレッジ係数は大きくなる。安全余裕率との逆数的関係を押さえる。
事例・具体例
限界利益1,000万円、営業利益200万円の場合、経営レバレッジ係数=5倍。売上高が10%増加すると営業利益は50%増加する。