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ミクロ経済学

ナッシュ均衡

Nash Equilibrium

概要

各プレーヤーが他のプレーヤーの戦略を所与として、自分の戦略を変更する誘因がない状態。

詳細解説

ナッシュ均衡とは、すべてのプレーヤーが他のプレーヤーの戦略を所与として、自分だけ戦略を変更しても利得を改善できない戦略の組合せをいう。

ナッシュ均衡は非協力ゲームにおける最も基本的な均衡概念であり、どのプレーヤーにも一方的に逸脱するインセンティブがない安定的な状態を表す。ただしナッシュ均衡は必ずしもパレート最適ではなく、囚人のジレンマがその典型例である。

試験対策のポイント

  • 暗記必須:各プレーヤーが相手の戦略を所与として最適反応している状態=誰も戦略を変える誘因がない。
  • 頻出ポイント:利得表から各人の最適反応を探し、両者の最適反応が一致するマスを見つける手順。
  • ひっかけ注意:ナッシュ均衡は必ずしもパレート最適ではない(囚人のジレンマがその例)。複数存在することもある。

提唱者・関連学者

ジョン・ナッシュが1950年に定式化し、1994年にノーベル経済学賞を受賞した。