ミクロ経済学
寡占
Oligopoly
概要
少数の企業が市場を支配する市場構造。企業間の相互依存関係が特徴。
詳細解説
寡占市場とは、少数の企業が市場の大部分を占める市場構造であり、各企業の意思決定が他社に影響を与える相互依存関係が特徴である。
寡占市場の分析にはゲーム理論が応用される。クールノー競争(数量競争)、ベルトラン競争(価格競争)、シュタッケルベルグ競争(先導者と追随者)などのモデルがある。価格の下方硬直性(屈折需要曲線モデル)やカルテルの形成が観察されることもある。
試験対策のポイント
- 暗記必須:少数企業が相互依存。クールノー(数量競争)・ベルトラン(価格競争)・シュタッケルベルク(先導・追随)モデルを区別。
- 頻出ポイント:屈折需要曲線で価格の硬直性を説明。カルテルは不安定(裏切り誘因)。
- 関連づけ:ゲーム理論(囚人のジレンマ)で企業の戦略的相互依存を分析する。
事例・具体例
自動車、鉄鋼、通信などの産業は典型的な寡占市場である。