🏠 総合トップ 中小企業診断士1次試験 用語集 経済学・経済政策
ミクロ経済学

シグナリング

Signaling

概要

情報優位者が自らの質の高さを示すためにコストのかかる行動をとること。

詳細解説

シグナリングとは、情報の非対称性のもとで、情報を多く持つ側(情報優位者)が自分の質の高さを相手に伝えるためにコストをかけて行動することである。

代表例は労働市場における学歴シグナルであり、能力の高い労働者は低コストで学位を取得でき、学歴が能力のシグナルとして機能する。有効なシグナルには「質の高い側のコストが低い」という分離条件が必要である。

試験対策のポイント

  • 暗記必須:シグナリング=情報をもつ側(優位者)がコストをかけて質の高さを発信。学歴・保証・配当が例。
  • ひっかけ注意:情報を持たない側が情報を引き出すのはスクリーニング。発信主体がどちらかで区別する。
  • 関連づけ:スペンスの労働市場シグナリング理論。逆選択への対策として整理する。

事例・具体例

企業が品質保証や高額の広告費を投じることも、自社製品の品質をシグナルする手段となる。

提唱者・関連学者

マイケル・スペンスが労働市場のシグナリングモデルを提唱し、2001年にノーベル経済学賞を受賞した。