ミクロ経済学
公共財
Public Goods
概要
非競合性と非排除性を持つ財。市場メカニズムでは適切に供給されにくい。
詳細解説
公共財とは、消費の非競合性(ある人の消費が他の人の消費を妨げない)と非排除性(対価を支払わない人を消費から排除できない)の2つの性質を持つ財をいう。
非排除性のためフリーライダー問題が発生し、市場メカニズムでは過少供給となる(市場の失敗)。そのため公共財は政府によって供給されることが多い。純粋公共財の例として国防、外交、灯台などがある。
試験対策のポイント
- 暗記必須:公共財の2要件=非競合性(みんなが同時消費可)と非排除性(対価を払わない人を排除できない)。
- 頻出ポイント:市場では過少供給になりフリーライダー問題が生じるため、政府が供給する。
- ひっかけ注意:純粋公共財・準公共財(一方の性質のみ)・私的財の分類を区別する。国防・灯台が典型例。
事例・具体例
国防や公園などは公共財の典型例であり、政府が税金を財源として供給している。
提唱者・関連学者
ポール・サミュエルソンが公共財の理論を体系化した。