ミクロ経済学
ピグー税
Pigouvian Tax
概要
負の外部性を発生させる経済活動に対して、外部費用分の課税を行う政策。
詳細解説
ピグー税とは、負の外部性を生み出す活動に対して、社会的限界費用と私的限界費用の差額に等しい税を課すことで、外部性を内部化する政策手段である。
ピグー税により私的費用が社会的費用と一致し、市場均衡が社会的最適水準となる。逆に正の外部性に対してはピグー補助金を交付することで最適な水準を達成できる。
試験対策のポイント
- 暗記必須:ピグー税=外部限界費用に等しい税を課し、私的費用を社会的費用に一致させて最適水準へ。
- 頻出ポイント:正の外部性にはピグー補助金。負の外部性にはピグー税という対応を押さえる。
- 関連づけ:政府が外部費用を正確に把握できない問題があり、コースの定理(市場的解決)と対比される。
事例・具体例
炭素税は温室効果ガス排出という負の外部性に対するピグー税の一種である。
提唱者・関連学者
アーサー・セシル・ピグーが『厚生経済学』(1920年)で提唱した。