DECAXとは
DECAXとは、コンテンツマーケティング時代の消費者行動モデルです。電通デジタル・ホールディングスが提唱しました。「Discovery(発見)→ Engage(関係構築)→ Check(確認)→ Action(行動)→ eXperience(体験と共有)」の5段階で構成されます。
AISASとの違い
AISASが「注意→検索」という能動的な行動を起点とするのに対し、DECAXは「発見(Discovery)」から始まります。広告ではなく、有益なコンテンツとの自然な出会いが起点です。また、購入前の「関係構築(Engage)」段階を重視し、信頼関係を築いてから購買に至るプロセスを描いています。
各ステップの詳細
Discovery:SEOやSNSを通じてコンテンツを発見する。Engage:継続的にコンテンツを消費し、企業・ブランドとの関係を深める。Check:商品・サービスの信頼性を確認する。Action:購入・契約する。eXperience:体験を通じて満足し、SNS等で共有する。
コンテンツマーケティングとの親和性
DECAXはコンテンツマーケティング戦略の設計に特に適しています。「押し売り」ではなく、価値あるコンテンツを提供して顧客との関係を育み、自然に購買につなげるというコンテンツマーケティングの哲学を、消費者行動モデルとして構造化したものです。
具体例・事例
DECAXは、役立つコンテンツを通じて顧客との関係を築き、購買へつなげる流れを説明します。
- Discovery(発見):検索やSNSで役立つ記事に出会う。
- Engage(関係構築):継続的に情報に触れ、信頼を深める。
- ある工務店では、家づくりのお役立ち記事を発信し、読者との関係を育ててから相談につなげています。
どんなときに使う?(活用シーン)
DECAXは、コンテンツマーケティングの設計や見直しに役立ちます。
- 売り込みより先に、顧客の役に立つ情報を提供する。
- 記事やSNSで関係を育て、信頼を土台に行動を促す。
- ある士業事務所では、よくある相談をブログで解説し、発見から信頼構築、問い合わせへの流れを作っています。
よくある質問
Q. DECAXとAISASの違いは何ですか?
A. AISASが広告などで注意を引く流れなのに対し、DECAXは顧客が自ら役立つコンテンツを「発見」し、関係を育てる点が特徴です。コンテンツマーケティングを前提にしたモデルといえます。
Q. 最初のDが「発見」なのはなぜですか?
A. 押しつけの広告ではなく、顧客が検索やSNSで自発的に有益な情報に出会うことを起点にしているためです。発見してもらえる価値あるコンテンツづくりが、このモデルの出発点になります。