第18問
ある部品を加工するための同等の設備の候補が 3 種類あり、加工数量に応じた使い方を検討している。各設備の月当たりの固定費と、部品 1 個当たりの変動費を下表に示す。以下の設問に答えよ。
設問1
3 種類の候補から設備 1 台を新たに導入する場合、月当たりの固定費と変動費の合計を最小化するために、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、解答に際しては次のグラフを適宜利用すること。
- ア 加工数量が設備 1 と設備 2 の優劣分岐点未満であれば、設備 2 が他の 2 つの設備より有利である。
- イ 加工数量が設備 1 と設備 3 の優劣分岐点未満であれば、設備 1 が他の 2 つの設備より有利である。
- ウ 加工数量が設備 1 と設備 3 の優劣分岐点未満であれば、設備 3 が他の 2 つの設備より有利である。
- エ 加工数量が設備 2 と設備 3 の優劣分岐点未満であれば、設備 2 が他の 2 つの設備より有利である。
- オ 加工数量が設備 2 と設備 3 の優劣分岐点未満であれば、設備 3 が他の 2 つの設備より有利である。
設問2
すでに設備 1 と設備 2 を 1 台ずつ導入してある場合、月当たりの固定費と変動費の合計を最小化するための設備の使い方として、最も適切なものはどれか。
- ア (設問 1 )で求められる設備 1 と設備 2 の優劣分岐点までは設備 1 を使用し、それ以上は設備 2 を使用する。
- イ (設問 1 )で求められる設備 1 と設備 2 の優劣分岐点までは設備 2 を使用し、それ以上は設備 1 を使用する。
- ウ 設備 1 と設備 2 を固定費の比率に応じて使用する。
- エ 常に設備 1 を使用する。
- オ 常に設備 2 を使用する。
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正解: 設問1 ウ 設問2 エ
解答:設問1=ウ、設問2=エ
各設備の月間総費用は、設備1=130,000+200x、設備2=100,000+300x、設備3=50,000+400x(xは加工数量)。
設問1:優劣分岐点は、設備1と設備3で130,000+200x=50,000+400x → x=400個。加工数量が少ないほど固定費の低い設備3が有利で、この分岐点未満では設備3が最も安い。よって「設備1と設備3の優劣分岐点未満なら設備3が有利」となりウが正解。
設問2:設備1・設備2を既に導入済みなら固定費は埋没費用で、意思決定には変動費だけが効く。変動費は設備1(200円)<設備2(300円)なので、数量にかかわらず常に設備1を使うのが最小。よってエが正解。