経営法務 R07年度 第23問

第23問

製造物責任法に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 安全性に関わらない品質上の不具合は、製造物責任法に基づく損害賠償責任の 根拠となる「欠陥」に当たらない。
  2. 製造物責任法には、PL 保険への加入を義務付ける規定がある。
  3. 製造物責任法には、製造物の部品の保存期間に関する規定がある。
  4. 製造物責任法に基づく損害賠償請求権は、製造業者が製造物を引き渡した時か ら5年を経過したときは、時効によって消滅する。
▼ 解答・解説を見る

正解:

解答:ア

製造物責任法(PL法)。欠陥の定義(2条2項)・保険義務の有無・保存期間の有無・期間制限(5条)。

  • ア(○):PL法上の「欠陥」とは、当該製造物が通常有すべき安全性を欠いていることをいう(2条2項)。単なる品質上の不具合(性能不足等で安全性に関わらないもの)は欠陥に当たらない。正しい。
  • イ(×):PL法にPL保険への加入を義務付ける規定はない。誤り。
  • ウ(×):PL法に製造物の部品の保存期間に関する規定はない。誤り。
  • エ(×):PL法5条の期間制限は、損害および賠償義務者を知った時から3年(人の生命・身体侵害は5年)、かつ製造業者等が製造物を引き渡した時から10年。引渡しから「5年」ではなく10年なので誤り。

よって

#民法・契約・PL

← 経営法務の一覧へ戻る