経済学・経済政策 R06年度 第15問

第15問

下図は、労働と資本の価格および生産技術水準が一定で、かつ完全競争市場の下 で2つの等費用線と等産出量曲線を示している。  この図に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群 から選べ。

第15問の図
  1. a:正  b:正  c:正  d:誤
  2. a:正  b:誤  c:誤  d:正
  3. a:誤  b:正  c:正  d:正
  4. a:誤  b:正  c:誤  d:誤
  5. a:誤  b:誤  c:正  d:正
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正解:

解答:オ

等費用線(傾き=−w/r、労働価格w・資本価格r)と等産出量曲線(等量曲線)を用いた費用最小化の問題。同一産出量を実現する費用最小の要素投入は、等量曲線と等費用線が「接する」点で達成され、そこでは技術的限界代替率(MRTS=等量曲線の傾きの絶対値)が要素価格比w/rに等しくなる。等費用線が原点から離れるほど総費用は大きい。

  • a(誤):費用最小化点は等量曲線と等費用線の交点ではなく「接点」で実現する、という基本に反する記述で誤り。
  • b(誤):要素価格比とMRTSの関係や、より外側(高費用)の等費用線を選ぶ判断に誤りがあり不適切。
  • c(正):接点ではMRTSが要素価格比w/rに等しいという最適条件を述べており正しい。
  • d(正):同一産出量をより内側(原点に近い)の等費用線で実現する組合せほど総費用が小さく費用最小、という記述で正しい。

a誤・b誤・c正・d正は

#消費者理論#生産者理論・費用

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