経済学・経済政策 R05年度 第15問

第15問

ワインとチーズという2財を生産するために、2つの生産要素である資本と労働 をどのように配分するかという問題を考える。  縦軸に資本の賦存量、横軸に労働の賦存量をはかった下図では、OW がワインを 生産するのに両生産要素の投入量がともに0の状態、同様にOC がチーズを生産す るのに両生産要素の投入量がともに0の状態である。したがって、ボックスの中の 任意の点は、これら2財の生産に投入される資本と労働の配分パターンを表してい る。  ワインとチーズの等産出量曲線がそれぞれ図のように示されているとすると、2 財の生産に投入される両生産要素の配分パターンに関する記述の正誤の組み合わせ として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

第15問の図
  1. a:正 b:正 c:正 d:誤
  2. a:正 b:誤 c:正 d:誤
  3. a:正 b:誤 c:誤 d:正
  4. a:誤 b:正 c:誤 d:正
  5. a:誤 b:誤 c:正 d:誤
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正解:

解答:オ

生産のエッジワース・ボックス。生産が効率的(パレート最適)なのは、ワインの等産出量曲線とチーズの等産出量曲線が接する点、すなわち両財の技術的限界代替率(等産出量曲線の傾き)が等しくなる点だけで、これらを結んだ線が契約曲線である。図で両曲線が接している点と、単に交差しているだけの点を見分けるのがポイント。

  • a(誤):点Aは両等産出量曲線が接しておらず(交差)、効率的配分ではない。資源の再配分で両財とも増産できる。
  • b(誤):点Bも接点ではないため、効率的とはいえない。
  • c(正):点Cは両等産出量曲線が接する点で、技術的限界代替率が一致し生産が効率的(契約曲線上)。正しい。
  • d(誤):点Dは接点ではなく効率的配分ではない。

効率性に関して正しいのはcのみ。a:誤、b:誤、c:正、d:誤。よって

#消費者理論#生産者理論・費用

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