経済学・経済政策 R05年度 第9問

第9問

変動為替レート制の下で円安・ドル高への圧力を強めると想定される要因とし て、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。 a アメリカの連邦準備制度理事会による政策金利の引き下げ b アメリカにおける市場予想を上回る雇用者数の増加 c 世界的な原油価格の上昇 d 日本における消費者物価の持続的な下落

  1. aとb
  2. aとc
  3. aとd
  4. bとc
  5. bとd
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正解:

解答:エ

円安・ドル高は、ドル需要増加または円需要減少をもたらす要因で生じる。金利差・景気・貿易収支・物価の観点で各記述を判定する。

  • a(×):FRBの政策金利引き下げは日米金利差を縮小させ、ドル売り・円買いを誘発する。ドル安・円高圧力となり逆。
  • b(○):市場予想を上回る米雇用増は米景気の強さを示し、利上げ観測などからドルが買われ、ドル高・円安圧力となる。
  • c(○):原油価格上昇は資源輸入国である日本の貿易収支を悪化させ、輸入決済のドル買い・円売りが進み円安圧力となる。
  • d(×):日本の物価の持続的下落(デフレ)は、購買力平価の観点から円の相対的価値を高め、円高方向に作用する。

円安・ドル高圧力を強めるのはbとc。よって

#国際マクロ・為替#物価・インフレ

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