第3問
下表では、業界A~Eの競争状況が示されている。M. ポーターの「業界の構造分 析(5フォース分析)」に基づき、既存企業間の対抗度の最も低い業界を下記の解答 群から選べ。ただし、他の条件は全て等しいものとする。 業界A 業界B 業界C 業界D 業界E ハーフィンダール指数 0.7 0.7 0.5 0.3 0.3 製品差別化の程度 低い 高い 低い 高い 低い
- ア 業界A
- イ 業界B
- ウ 業界C
- エ 業界D
- オ 業界E
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正解:イ
解答:イ
既存企業間の対抗度は、市場集中度が高い(=少数企業による寡占)ほど低く、製品差別化の程度が高いほど低くなる。ハーフィンダール指数は値が大きいほど集中度が高い(寡占的)。よって「指数が高い×差別化が高い」業界が最も対抗度が低い。
- ア 業界A(×):指数0.7(高集中)だが差別化が低いため、価格競争が起きやすく対抗度はBより高い。
- イ 業界B(○):指数0.7(最も高集中)かつ差別化も高い。寡占的で価格競争に陥りにくく、5要因の中で対抗度が最も低い。
- ウ 業界C(×):指数0.5(中程度)・差別化低。対抗度はやや高い。
- エ 業界D(×):差別化は高いが指数0.3(低集中=多数企業が分散)で、対抗度はBより高い。
- オ 業界E(×):指数0.3(低集中)・差別化低で、最も対抗度が高い水準にある。
よって イ。