第8問
以下に示す表は、ある小売店が利用している受注管理表の一部である。この表に 関する正規化の観点からの記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 ただし、枝番は1 回の受注で商品コード別に連番で発行される番号であるとし、単 価は商品コードによって一意に定まるものとする。 受注番号 枝番 受注日 得意先コード 商品コード 販売数量 単価 10001 1 2023-04-01 9876 P101 1 30,000 10001 2 2023-04-01 9876 P201 2 15,000 10001 3 2023-04-01 9876 P301 5 10,000 10002 1 2023-04-02 5555 P201 1 15,000 10002 2 2023-04-02 5555 P401 3 20,000
- ア 第1 正規形であるが、第2 正規形ではない。
- イ 第1 正規形ではない。
- ウ 第2 正規形であるが、第1 正規形ではない。
- エ 第2 正規形であるが、第3 正規形ではない。
- オ 第3 正規形である。
▼ 解答・解説を見る
正解:ア
解答:ア
正規形の判定。主キーは(受注番号, 枝番)の複合キー。各属性の関数従属を調べる。
- 各セルが単一値で繰り返し項目がない → 第1正規形は満たす。
- 受注日・得意先コードは「受注番号」だけで一意に定まる(主キーの一部にのみ従属=部分関数従属)。これは第2正規形の違反であり、第2正規形ではない。
- (単価も商品コードに従属するが、まず部分関数従属の存在で第2正規形を満たさない時点で判定は確定する。)
選択肢の評価:
- ア(○):第1正規形であるが第2正規形ではない。正しい。
- イ(×):繰り返し項目はなく第1正規形は満たす。
- ウ(×):第1正規形を満たさず第2正規形を満たすことはあり得ない。
- エ(×):そもそも第2正規形を満たしていない。
- オ(×):部分関数従属があり第3正規形ではない。
よって ア。