中小企業経営・中小企業政策 R05年度 第3問

第3問

中小企業庁「令和3年中小企業実態基本調査(令和2年度決算実績)」に基づき、小 売業、宿泊業・飲食サービス業、製造業について、売上高経常利益率と自己資本比 率を全業種平均と比較した場合の記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 小売業では、売上高経常利益率、自己資本比率とも全業種平均を下回ってい る。
  2. 小売業では、売上高経常利益率は全業種平均を上回り、自己資本比率は全業種 平均を下回っている。
  3. 宿泊業・飲食サービス業では、売上高経常利益率は全業種平均を上回り、自己 資本比率は全業種平均を下回っている。
  4. 製造業では、売上高経常利益率、自己資本比率とも全業種平均を下回ってい る。
  5. 製造業では、売上高経常利益率は全業種平均を上回り、自己資本比率は全業種 平均を下回っている。
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正解:

解答:ア

中小企業の売上高経常利益率と自己資本比率を全業種平均と比較する問題。小売業は薄利多売で利益率が低く、借入依存もあって自己資本比率も低い(両指標とも全業種平均を下回る)。宿泊業・飲食サービス業は装置産業的で利益率・自己資本比率とも低い。製造業は相対的に利益率・自己資本比率とも全業種平均を上回る傾向にある。

  • ア(○):小売業は売上高経常利益率・自己資本比率とも全業種平均を下回る。小売業の薄利・低自己資本の特徴に合致し適切。
  • イ(×):小売業の売上高経常利益率を「全業種平均を上回る」とするが、小売業の利益率は低く誤り。
  • ウ(×):宿泊業・飲食サービス業の売上高経常利益率を「全業種平均を上回る」とするが、同業種の利益率は低く誤り。
  • エ(×):製造業を「両指標とも全業種平均を下回る」とするが、製造業はおおむね平均を上回るため誤り。
  • オ(×):製造業の自己資本比率を「全業種平均を下回る」とするが、製造業の自己資本比率は高めで誤り。

よって

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