第11問
建築物の設計・監理を請け負っている当社では、顧客から依頼のあった案件につ いて建物の設計を行っている途中で、給料100,000 円および出張旅費30,000 円が 当該案件のために費やされた。 この取引を仕訳する場合、借方科目として、最も適切なものはどれか。
- ア 役務原価
- イ 役務収益
- ウ 仕入
- エ 仕掛品
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正解:エ
解答:エ
役務(サービス)の提供業では、収益計上前に発生した役務提供のための費用は、いったん「仕掛品」として資産計上し、対応する役務収益を計上した時点で「役務原価」に振り替える。設計・監理が「途中」であり収益未計上の段階なので、給料・出張旅費は仕掛品とする。
- ア(×):役務原価は、役務収益を計上したときに仕掛品から振り替えて費用化する勘定。提供途中の段階では計上しない。
- イ(×):役務収益は貸方(収益)の勘定であり、本問の借方科目には該当しない。
- ウ(×):仕入は商品売買業で用いる勘定。役務提供業のサービス原価集計には用いない。
- エ(○):提供途中の役務に費やした費用は仕掛品(資産)として借方に計上する。
よって エ。