第26問
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 中小企業診断士のX氏は、製造業を営む小規模事業者のY氏から、「小規模事業 者向けの融資制度を知りたい」との相談を受けた。 X氏はY氏に「小規模事業者経営改善資金融資制度(マル経融資)」を紹介すること とした。
設問1
文中の下線部に関するX氏からY氏への説明として、最も適切なものはどれ か。
- ア 主たる事業所の所在する市区町村の融資担当課へ申し込みをしてください。
- イ 小規模事業者が経営計画を作成し、その計画に沿って行う経営発展の取組を 資金面から支援します。
- ウ 対象資金は、運転資金だけでなく、設備資金も対象になります。設備資金の 貸付期間は10 年以内です。
- エ 地域の小規模事業者を、担保もしくは保証人を付けることによって無利息で 支援する制度です。
設問2
以下は、文中の下線部の融資対象に関するX氏とY氏の会話である。会話の中 の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群か ら選べ。 X氏:「融資対象となるには、商工会・商工会議所の経営指導員による経営指導 を A 受けていることや、原則として同一の商工会等の地区内で B ことなどの条件があります。」 Y氏:「この条件は、当社は満たしていますね。」
- ア A:原則3 か月以上 B:1 年以上事業を行っている
- イ A:原則3 か月以上 B:2 年以上事業を行っている
- ウ A:原則6 か月以上 B:1 年以上事業を行っている
- エ A:原則6 か月以上 B:2 年以上事業を行っている
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正解: 設問1 ウ 設問2 ウ
解答:設問1=ウ、設問2=ウ
マル経融資(小規模事業者経営改善資金融資制度)に関する出題。商工会・商工会議所の経営指導を受けた小規模事業者が、日本政策金融公庫から無担保・無保証人で融資を受けられる制度。
設問1
- ア(×):申込先は市区町村の融資担当課ではなく、商工会・商工会議所を経由して日本政策金融公庫から融資を受ける。
- イ(×):経営計画を作成し計画に沿って行う取組を支援するのは持続化補助金等の説明であり、マル経融資の説明ではない。
- ウ(○):対象資金は運転資金だけでなく設備資金も対象で、設備資金の貸付期間は10年以内。制度内容に合致する。
- エ(×):マル経融資は無担保・無保証人が特徴で、「担保もしくは保証人を付けて無利息」とする点が誤り(低利だが無利息ではない)。
設問2(空欄A・B)
融資対象の要件は、経営指導員による経営指導を原則6か月以上受けていること、原則として同一の商工会等の地区内で1年以上事業を行っていることなど。
- ウ(○):A:原則6か月以上、B:1年以上事業を行っている。
- ア・イは「原則3か月以上」とする点が誤り。イ・エは「2年以上事業を行っている」とする点が誤り。
よって 設問1=ウ、設問2=ウ。