第44問
ある小売店のID-POS データを使ったRFM 分析を行う。この店舗においては、 顧客1 来店当たりの購買単価に大きな差がない。このため、販売戦略上、定期的に 高頻度で顧客の来店を促すことが重要であると判断し、R(最近購入日)とF(平均 来店間隔日数)で、以下の図のように顧客をa~iの9 つのグループに分ける場合 を考える。 b、d、f、h、iの5 つの顧客グループから、この店舗にとって優良顧客の離 反の可能性が高まっていることを注意すべきグループを選ぶとき、最も適切なもの はどれか。下記の解答群から選べ。 F(平均来店間隔日数) 7 日未満 7 日以上30 日未満 30 日以上 R(最近購入日) 14 日未満 a b c 14 日以上90 日未満 d e f 90 日以上 g h i
- ア b
- イ d
- ウ f
- エ h
- オ i
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正解:イ
解答:イ
本問は購買単価に差がなく来店頻度を重視する設定なので、F(平均来店間隔日数)が短い=高頻度の客が優良顧客にあたる。R(最近購入日)は値が大きいほど「最近来ていない」ことを示す。優良顧客の離反兆候とは、「もともと来店間隔が短い(高頻度=優良)のに、最近の購入日が遠ざかっている」グループである。
グリッド(行:R、列:F、左列ほど高頻度)を見ると、
- d:F=7日未満(高頻度=優良顧客)かつ R=14日以上90日未満(前回購入からやや日が経っている)。本来こまめに来る優良客が来なくなりつつある状態で、離反の可能性が高まっており最も注意すべきグループ。
- b:R=14日未満(つい最近来店)でまだ離反の懸念は小さい。
- f:F=30日以上(もともと低頻度)でR中位。元から優良顧客とはいえない。
- h:F=7日以上30日未満で R=90日以上。中頻度客でありDほど優良顧客の離反とはいえない。
- i:F=30日以上・R=90日以上で、もともと低頻度の既に離反した(優良でない)客。
したがって、優良顧客の離反兆候として最も注意すべきは d。
- ア(×)b、ウ(×)f、エ(×)h、オ(×)i:上記理由により不適切。
- イ(○)d:高頻度の優良顧客が来店間隔を空け始めており、離反注意。
よって イ。