中小企業経営・中小企業政策 R02年度 第9問

第9問

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 融資などに際しての金融機関による経営者保証の徴求が、中小企業の後継者確保 の阻害要因となっていることが指摘されている。 金融庁、中小企業庁の調べに基づき、経営者保証の動向を見ると、2014 年2 月 の「経営者保証に関するガイドライン」の運用開始以降、新規融資に占める経営者保 証に依存しない融資の割合は、民間金融機関、政府系金融機関ともに着実に増加し ている。 同様に事業承継時(代表者交代時)の経営者保証の徴求状況(2018 年度上期)につ いても、旧経営者の保証を残しつつ新経営者(後継者)からも保証を徴求する、いわ ゆる「二重徴求」の割合は約 A 割まで減少している。もっとも、新経営者 (後継者)が保証提供するケースは、「二重徴求」を含めて、全体で約 B 割に 上っており、後継者にとっては少なからず負担になっていることがうかがえる。

設問1

文中の下線部について、金融庁、中小企業庁の調べに基づき、新規融資に占め る経営者保証に依存しない融資の割合(2018 年度上期)について、民間金融機 関、政府系金融機関別に見た場合の記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 政府系金融機関では約5 割に達している。
  2. 政府系金融機関では約7 割に達している。
  3. 民間金融機関では約2 割に達している。
  4. 民間金融機関では政府系金融機関よりも割合が高い。

設問2

文中の空欄AとBに入る数値の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

  1. A:2   B:4
  2. A:2   B:6
  3. A:4   B:6
  4. A:4   B:8
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正解: 設問1 設問2

解答:設問1=ウ、設問2=イ

経営者保証に依存しない融資の動向と、事業承継時の保証徴求状況を問う。

【設問1】新規融資に占める経営者保証に依存しない融資の割合(2018年度上期)。

  • ア(×):政府系金融機関で約5割に達するとする点は実態と一致せず誤り。
  • イ(×):政府系金融機関で約7割に達するとする点は実態と一致せず誤り。
  • ウ(○):民間金融機関では約2割に達しており、本記述が適切。政府系・民間とも着実に増加している。
  • エ(×):割合は政府系金融機関の方が高く、民間の方が高いとする点が誤り。

【設問2】空欄AとB(事業承継時の経営者保証徴求状況、2018年度上期)。

  • ア(×):B=4は誤り。後継者が保証提供するケースは全体で約6割。
  • イ(○):A=2(二重徴求の割合は約2割まで減少)、B=6(新経営者が保証提供するケースは二重徴求を含め全体で約6割)。
  • ウ(×):A=4は誤り。二重徴求は約2割。
  • エ(×):A=4・B=8ともに誤り。

よって 設問1=ウ、設問2=イ。

#金融支援#事業承継・再生

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