第16問
PTS(Predetermined-Time Standard)法に関する記述として、最も適切なもの はどれか。
- ア 機械によってコントロールされる時間および躊 ちゅう 躇 ちょ や判断を必要とする作業時 間も含めて、ほとんどの作業時間を算出することができる。
- イ 個人的判断によらない正確かつ公平な時間値を設定する方法である。
- ウ 人の行う全ての作業を、それを構成する要素作業に分解し、その要素作業の性 質と条件に応じて、前もって定められた時間値を当てはめる手法である。
- エ 標準時間を構成する余裕時間を算出する方法である。
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正解:イ
解答:イ
PTS法(既定時間標準法)は、人の作業を構成する基本「動作」に分解し、各動作に対し性質と条件に応じて前もって定められた時間値を当てはめて標準時間を求める手法。ストップウオッチ法と異なりレイティングを要さず、客観的な時間値が得られる。
- ア(×):PTS法は人が随意にコントロールする動作(手作業)を対象とし、機械によってコントロールされる時間や、躊躇・判断を要する精神的作業の時間は原則として算出対象にできない。「ほとんどの作業時間を算出できる」は不適切。
- イ(○):PTS法は、観測者のレイティングなど個人的判断に依存せず、定められた時間値を用いるため、正確かつ公平な時間設定ができる。PTS法の特徴として最も適切。
- ウ(×):PTS法が分解するのは「要素動作(基本動作)」であって「要素作業」ではない。分解の粒度を誤っており不適切。
- エ(×):PTS法は正味時間(主体・準備作業時間)を求める手法であり、余裕時間を算出する方法ではない。
よって イ。