運営管理 H30年度 第19問

第19問

JIS で定義される設備故障とその保全活動に関する記述として、最も適切なもの はどれか。

  1. 機能停止型故障を抑制するために、事後保全を実施した。
  2. 寿命特性曲線上での設備の初期故障を抑制するために、保全予防を実施した。
  3. 設備故障の状態は、「設備が規定の機能を失う状態」と「設備が規定の性能を満 たせなくなる状態」の2 つに分類される。
  4. 設備の信頼性を表す故障強度率は、1 - 故障停止時間の合計 負荷時間の合計 によって計算さ れる。
▼ 解答・解説を見る

正解:

解答:イ

JISで定義される設備故障と保全活動(事後保全・予防保全・保全予防・改良保全など)の対応を問う。

  • ア(×):事後保全は故障が発生してから行う修理であり、故障を「抑制する(未然に防ぐ)」活動ではない。機能停止型故障を抑制するなら予防保全や改良保全が適切で、事後保全との対応が誤り。
  • イ(○):保全予防(MP:Maintenance Prevention)は、設備の設計・製作段階で故障やトラブルが起きにくいよう作り込む活動。寿命特性曲線(バスタブ曲線)の初期故障は設計・製作上の欠陥に起因することが多く、保全予防によって抑制できる。対応が正しい。
  • ウ(×):故障に関するJISの定義の記述として不正確。設備故障は機能を完全に失う「機能停止型(突発)故障」と性能が低下する「機能低下型故障」に大別されるが、本肢の表現・分類は定義と合致せず不適切。
  • エ(×):示された式「1−故障停止時間の合計/負荷時間の合計」は時間稼働率に相当する形であり、故障強度率(負荷時間当たりの故障停止時間の割合など)の定義とは異なる。式が誤り。

よって

#設備管理・保全

← 運営管理の一覧へ戻る