第22問
職務遂行に当たって個人が抱く価値に対するセルフ・イメージは、キャリア・ア ンカー(例えば、技術的・機能的コンピテンス、全般的な管理コンピテンス、自律 と独立、保障と安定、企業家的創造性、純粋な挑戦、奉仕と社会貢献、ライフスタ イル)と呼ばれる。キャリア・アンカーに関する記述として、最も適切なものはど れか。
- ア キャリア・アンカーは、現状を否定する学習を阻害する。
- イ 個人が抱くキャリア・アンカーは、職種や企業ごとに類似していく傾向が見ら れる。
- ウ しっくりこないという経験を通じて自らのキャリア・アンカーを反省し、転職 や働き方の変化につながる。
- エ 人々は、生来の価値であるキャリア・アンカーに従って、職業を意識的に選択 する。
- オ 矛盾するキャリア・アンカーは、仕事経験を通じて1 つに絞り込まれていく。
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正解:ウ
解答:ウ
シャインのキャリア・アンカーは、自分が何を大切にするか(価値・欲求・能力)についてのセルフ・イメージで、仕事経験を積む中で徐々に形成・自覚されるもの。
- ア(×):キャリア・アンカーは自己理解の拠り所であり、現状を問い直す学習を阻害するとはいえない。
- イ(×):アンカーは個人ごとに多様で、職種・企業ごとに類似していくものではない。
- ウ(○):「しっくりこない」という不適合の経験を通じて自らのアンカーを振り返り、転職や働き方の変化につながる。正しい。
- エ(×):アンカーは生来固定された価値ではなく、実際の仕事経験を通じて形成・発見されるもの。あらかじめ意識的に職業選択を導くわけではない。
- オ(×):アンカーは複数併存しても自然に1つに絞り込まれるとは限らず、主たるアンカーが見いだされていく。「矛盾するものが1つに絞り込まれる」という決めつけは不適切。
よって ウ。