第25問
Z社は、新商品A、B、Cのいずれかを開発しようとしている。市場調査を行っ た結果、市場の拡大・現状維持・縮小の3 パターンで表のような利益の予測(単 位:億円)が得られた。この場合の意思決定に関する記述として、最も適切なもの を下記の解答群から選べ。 拡大 現状維持 縮小 商品A 100 40 10 商品B 90 80 40 商品C
- ア マクシマックス原理、ラプラスの原理のいずれを用いても、商品Aを開発す ることが最適となる。
- イ マクシミン原理、マクシマックス原理のいずれを用いても、商品Aを開発す ることが最適となる。
- ウ マクシミン原理、マクシマックス原理のいずれを用いても、商品Bを開発す ることが最適となる。
- エ マクシミン原理、ラプラスの原理のいずれを用いても、商品Bを開発するこ とが最適となる。
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正解:エ
解答:エ
不確実性下の意思決定基準を適用する。各原理の考え方は次のとおり。
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マクシミン原理:各案の最悪値(最小利益)を比べ、その中で最大の案を選ぶ(悲観的)。各商品の最小利益は A=10、B=40、C=30 → 最大はB。
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マクシマックス原理:各案の最良値(最大利益)を比べ最大の案を選ぶ(楽観的)。各商品の最大利益は A=100が最大 → A。
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ラプラスの原理:各状態が等確率と仮定し平均利益が最大の案を選ぶ。A=(100+40+10)/3≒50、B=(90+80+40)/3=70が最大 → B。
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ア(×):マクシマックスはA、ラプラスはBで、両方Aにはならない。
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イ(×):マクシミンはB、マクシマックスはAで一致しない。
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ウ(×):マクシマックスはA(Bではない)。
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エ(○):マクシミン原理・ラプラスの原理のいずれでも商品Bが最適となる。
よって エ。