第10問
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 製造業は、わが国のGDP の約 A 割(2016 年)を占める重要な産業であ り、製造業の名目労働生産性は他産業と比べても比較的高くなっている。 他方で、国際競争の激化や産業構造の変化等に伴い、製造業を取り巻く環境は一 段と厳しさを増している。総務省「平成21 年、平成26 年経済センサス-基礎調査」 に基づき、2009 年と2014 年について比較した場合、事業所数は B 、従業 者数は C している。これを企業規模別に見ると、中小企業の事業所数の減 少率は大企業の減少率より D 。 なお、ここでは従業者規模300 人以上の企業を大企業、同じく300 人未満の企業 を中小企業とする。
設問1
文中の空欄Aに入る数値として、最も適切なものはどれか。
- ア 2
- イ 4
- ウ 6
- エ 8
設問2
文中の下線部について、内閣府「2016 年度国民経済計算」に基づき、就業者一 人当たり名目労働生産性(2016 年)を比較した場合、製造業を上回る産業とし て、最も適切なものはどれか。 なお、ここでは、就業者一人当たり名目労働生産性は産業別の名目GDP を就 業者数で除して算出するものとする。
- ア 卸売・小売業
- イ 建設業
- ウ 宿泊・飲食サービス業
- エ 情報通信業
設問3
文中の空欄B〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- ア B:減少 C:減少 D:高い
- イ B:減少 C:減少 D:低い
- ウ B:減少 C:増加 D:高い
- エ B:増加 C:減少 D:低い
- オ B:増加 C:増加 D:高い
▼ 解答・解説を見る
正解: 設問1 ア 設問2 エ 設問3 ア
解答:設問1=ア、設問2=エ、設問3=ア
製造業のGDP寄与と労働生産性、事業所数・従業者数の推移を問う統計問題。
設問1(製造業のGDP割合=A)
- ア ○ 約2割。製造業はわが国GDPの約2割を占める基幹産業。
- イ × 4割は過大。
- ウ × 6割は過大。
- エ × 8割は過大。
設問2(製造業を上回る一人当たり名目労働生産性の産業) 製造業の労働生産性は比較的高いが、装置産業・情報通信業はさらに高い。卸売・小売業、建設業、宿泊・飲食サービス業は製造業を下回る。
- ア × 卸売・小売業は製造業を下回る。
- イ × 建設業は製造業を下回る。
- ウ × 宿泊・飲食サービス業は労働集約型で生産性が低く、製造業を下回る。
- エ ○ 情報通信業は一人当たり名目労働生産性が高く、製造業を上回る。
設問3(事業所数B・従業者数C・規模別減少率D) 2009年と2014年の比較で、製造業の事業所数・従業者数はともに減少。中小企業の事業所数減少率は大企業より高い。
- ア ○ B:減少/C:減少/D:高い。事業所・従業者とも減少し、中小の減少率が大企業より高い。
- イ × D低いが誤り。
- ウ × C増加が誤り。
- エ × B増加が誤り。
- オ × B・C増加が誤り。
よって 設問1=ア、設問2=エ、設問3=ア。