第27問
店舗Xにおける商品カテゴリー別の売上高と粗利高を示した次の表を見て、この 店舗における今後の販売計画を検討する際の考え方に関する記述として最も適切な ものを、下記の解答群から選べ。 ただし、値引きや廃棄ロスを考慮せず、商品カテゴリーごとの粗利益率は変動し ないものとする。 商品カテゴリー 売上高 売上構成比 粗利高 粗利益率 相乗積 カテゴリーa 1,500 万円 30.0 % 600 万円 40.0 % 12.0 % カテゴリーb 1,000 万円 20.0 % 250 万円 25.0 % 5.0 % カテゴリーc 600 万円 12.0 % 300 万円 50.0 % 6.0 % カテゴリーd 1,200 万円 24.0 % 360 万円 30.0 % 7.2 % カテゴリーe 700 万円 14.0 % 315 万円 45.0 % 6.3 % 全体 5,000 万円 100.0 % 1,825 万円 36.5 % 解答群
- ア テゴリーbの売上高が表の数値の倍になり、他のカテゴリーの売上高が 変わらない場合、カテゴリーbの相乗積はカテゴリーaより高くなる。
- イ テゴリーcの売上高が表の数値の倍になり、他のカテゴリーの売上高が 変わらない場合、カテゴリーcの相乗積は倍になる。
- ウ テゴリーeの売上高が表の数値の倍になり、他のカテゴリーの売上高が 変わらない場合、店舗全体の粗利益率は高まる。
- エ すべてのカテゴリーの売上高が表の数値からそれぞれ10 %ずつ増えた場合、 相乗積がもっとも増加するのはカテゴリーcである。
- オ すべてのカテゴリーの売上高が表の数値からそれぞれ100 万円ずつ増えた場 合、カテゴリーそれぞれの相乗積は変わらない。 DKJC-1D
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正解:ウ
解答:ウ
相乗積=売上構成比×粗利益率(店舗全体粗利益率への各カテゴリーの貢献度)。各カテゴリーの売上が変わると構成比が変わるため、相乗積は単純比例しない点に注意。
- ア(×):bの売上を2倍(1,000→2,000万円)にすると全体売上は6,000万円。bの構成比は2,000/6,000≒33.3%、相乗積=33.3%×25%≒8.3%。一方aは構成比1,500/6,000=25%、相乗積=25%×40%=10%。b(≒8.3%)はa(10%)より高くならず、誤り。
- イ(×):cを2倍にしても全体売上が増え構成比は単純に2倍にならないため、相乗積も2倍にはならない。誤り。
- ウ(○):e(粗利益率45%)は全体粗利益率36.5%より高い高利益カテゴリー。その売上を増やせば、利益率の高い商品の比重が上がるため店舗全体の粗利益率は高まる。正しい。
- エ(×):全カテゴリーが一律10%増なら売上構成比は不変。粗利益率も不変なので相乗積はどのカテゴリーも変わらない。「cが最も増加」は誤り。
- オ(×):全カテゴリーに一律100万円ずつ加えると構成比が変化する(元の売上が小さいカテゴリーほど構成比が上がる)ため、各相乗積は変わる。「変わらない」は誤り。
よって ウ。