経営法務 H29年度 第1問

第1問

株式の併合又は株式の分割に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 株式の併合によって発行済株式総数は増加し、株式の分割によって発行済株式 総数は減少する。
  2. 株式の併合又は株式の分割があっても、資本金額は変動しない。
  3. 株式の併合を行う場合には取締役会の決議で足りるが、株式の分割を行う場合 には株主総会の特別決議が必要である。
  4. 株式無償割当てにより、株式の分割の目的を達成することはできない。 DKJC-1E
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正解:

解答:イ

株式併合(複数株を1株に)と分割(1株を複数株に)は、いずれも発行済株式総数を変えるだけで会社財産そのものは増減させないため、資本金額は変動しない。

  • ア(×):逆。併合は発行済株式総数が「減少」し、分割は「増加」する。
  • イ(○):併合・分割は株式数の調整にすぎず、会社の純資産(資本金)に影響を与えない。
  • ウ(×):併合は株主に不利益を生じうるため株主総会の特別決議が必要(会社法180条2項)。分割は原則として取締役会設置会社では取締役会決議で足りる(同183条2項)。記述は逆である。
  • エ(×):株式無償割当て(同185条)により既存株主の保有株式数を増やせば、株式分割と同様の目的を達成できる。

よって

#株式・機関#計算・配当

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