第22問
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 中小企業診断士のX氏は、情報処理サービス業を営むY氏から、「自社の経営は 健全だが、取引先の倒産という事態はいつ起こるかわからない。そのような不測の 事態に備えたい。」との相談を受けた。そこで、X氏はY氏に、「経営セーフティ共 済」を紹介することとした。以下は、X氏とY氏との会話である。 X氏:「経営セーフティ共済は、中小企業倒産防止共済制度の愛称です。」 Y氏:「当社は、その共済制度に加入できますか。」 X氏:「対象となる方は、 A 以上継続して事業を行っている中小企業です ので、御社は対象になりますよ。」 Y氏:「具体的には、どのような支援を受けることができるのでしょうか。」 X氏:「取引先企業が倒産し、売掛金や受取手形などの回収が困難となった場合、 共済金の貸付けを受けることができます。貸付けにあたっては、 B 。共済金の貸付けは無利子ですが、貸付けを受けた共済金の C に相当する額が掛金総額から控除されます。」 Y氏:「掛金について教えてください。」 X氏:「掛金月額は5,000 円から200,000 円の範囲内で設定できます。加入後増額 することもできますよ。掛金総額が D まで積立てることができま す。毎年の掛金は損金に算入できます。」 Y氏:「それはいい制度ですね。さっそく、加入を検討したいと思います。」 DKJC-1G 28
設問1
文中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- ア A:か月 B:担保・保証人が必要になる場合もあります
- イ A:か月 B:担保・保証人は必要ありません
- ウ A: 年 B:担保・保証人が必要になる場合もあります
- エ A: 年 B:担保・保証人は必要ありません
設問2
文中の空欄CとDに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- ア C:10 分の D: 800 万円
- イ C:10 分の D:1,000 万円
- ウ C:20 分の D: 800 万円
- エ C:20 分の D:1,000 万円 DKJC-1G
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正解: 設問1 エ 設問2 ア
解答:設問1=エ、設問2=ア
経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済制度)は、取引先の倒産による連鎖倒産を防ぐ制度。加入要件は1年以上継続して事業を行う中小企業者。共済金の貸付けは無担保・無保証・無利子だが、貸付けを受けると貸付額の10分の1に相当する額が掛金総額から控除される。掛金月額は5,000円〜20万円、掛金総額は800万円まで積立て可能。
設問1(A:1年、B:担保・保証人は必要ありません)
- ア(×):A=6か月では加入要件に満たない。
- イ(×):A=6か月が誤り。
- ウ(×):A=1年は正しいが、B=担保・保証人が必要とする点が誤り。
- エ(○):1年以上継続して事業を行う中小企業が対象で、貸付けに担保・保証人は不要。
設問2(C:10分の1、D:800万円)
- ア(○):貸付額の10分の1相当が掛金総額から控除され、掛金総額は800万円まで積立て可能。
- イ(×):D=1,000万円が誤り。上限は800万円。
- ウ(×):C=20分の1が誤り。控除は10分の1。
- エ(×):C・Dとも誤り。
よって設問1は エ、設問2は ア。