第14問
官僚制の逆機能といわれる現象に関する説明として、最も不適切なものはどれ か。
- ア 革新的な計画に抵抗するために、日常のルーティン対応を探し求める、グレシ ャムの法則。
- イ 規則や手続きそのものを絶対視するような態度が、杓 しゃく 子 し 定規な画一的対応を 生み出す、形式主義。
- ウ 組織全体の利益よりも、自分が所属する部局の利益を優先する、セクショナリ ズム。
- エ 膨大な手続きと書類作成に煩わされる、繁 はん 文 ぶん 縟 じょく 礼 れい 。
- オ 本来は手段にすぎない規則や手続きが目的に転じてしまう、目的置換。 DKJC-1C
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正解:ア
解答:ア
マートンらが論じた官僚制の逆機能(規則・手続きが過度に重視され弊害を生む現象)の用語と説明の対応を問う問題。最も不適切なものを選ぶ。
- ア(×・最も不適切):「計画のグレシャムの法則」とは、日常的・反復的な定型業務(ルーティン)の処理が、非定型で創造的な革新的計画策定を駆逐してしまう現象を指す(サイモンらが指摘)。本肢は「革新的計画に抵抗するために日常のルーティン対応を探し求める」と、因果・意味を取り違えて説明しており不適切。
- イ(○):規則や手続きそのものを絶対視する態度が画一的対応を生む=形式主義。正しい。
- ウ(○):組織全体より自部局の利益を優先する=セクショナリズム。正しい。
- エ(○):膨大な手続き・書類に煩わされる=繁文縟礼。正しい。
- オ(○):手段であるはずの規則・手続きが目的化する=目的置換(目標の転移)。正しい。
よって ア。