財務・会計 H27年度 第14問

第14問

以下のB 社の資料に基づいて加重平均資本コストを計算した値として、最も適 切なものを下記の解答群から選べ。なお、B 社は常に十分な利益を上げている。 株主資本(自己資本(コスト 10 % 他人資本コスト 5 % 限界税率 40 % 負債の簿価 600 百万円 負債の時価 600 百万円 株主資本の簿価 1,000 百万円 株主資本の時価 1,400 百万円 V解答群X

  1. 7 %
  2. 7.375 %
  3. 7.6 %
  4. 7.9 % DKJC-1B
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正解:

解答:エ

加重平均資本コスト(WACC)は、株主資本コストと税引後の他人資本コストを、それぞれの時価による構成比で加重平均して求める。負債コストは支払利息の節税効果を反映し(1-税率)を掛ける。

時価:負債D=600百万円、株主資本E=1,400百万円、合計2,000百万円。

  • WACC = E/(E+D)×株主資本コスト + D/(E+D)×他人資本コスト×(1-税率)

  • = (1,400/2,000)×10% + (600/2,000)×5%×(1-0.40)

  • = 0.7×10% + 0.3×5%×0.6

  • = 7.0% + 0.9% = 7.9%

  • ア(×):7%。株主資本コスト部分のみ等、負債コストを反映していない。

  • イ(×):7.375%。簿価ウェイト(D600・E1,000)で計算した値。時価を用いるべき。

  • ウ(×):7.6%。節税効果(1-税率)を考慮していない、または構成比を誤った値。

  • エ(○):7.9%。時価ウェイトかつ税引後負債コストで計算した正しい値。

よって

#税務・税効果#資本コスト・WACC

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