財務・会計 H26年度 第8問

第8問

投資会社が被投資会社の財務状態を投資会社の財務諸表に反映するための会計方 法に持分法がある。持分法に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 持分法適用会社における少数株主損益は、損益計算書上、当期純利益の直前で 加算あるいは控除される。
  2. 持分法適用会社の資産と負債は投資会社の資産と負債に合算される。
  3. 持分法適用会社の純資産のうち投資会社に帰属する部分だけが投資会社の純資 産となる。
  4. 持分法適用会社の当期純利益は、その全額が投資会社の当期純利益となる。 DKJC-1B
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正解:

解答:ウ

持分法は「一行連結」とも呼ばれ、被投資会社の個々の資産・負債を合算せず、投資勘定の金額を投資会社の持分割合に応じた純資産・損益の変動分だけ増減させる方法である。

  • ア(×):持分法では被投資会社を連結に取り込まないため、損益計算書に少数株主損益(非支配株主損益)は計上されない。少数株主損益が出るのは完全連結(合算)の場合である。
  • イ(×):持分法では被投資会社の資産・負債を投資会社の資産・負債に合算しない。合算するのは連結(完全連結)の処理である。
  • ウ(○):持分法では、被投資会社の純資産のうち投資会社に帰属する持分相当額のみが投資勘定を通じて反映される。正しい。
  • エ(×):被投資会社の当期純利益のうち、投資会社の持分割合に相当する部分だけが投資会社の損益(持分法による投資損益)となる。全額ではない。

よって

#財務諸表・会計基準#連結会計

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