第6問
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)の考え方に関する記述とし て、最も適切なものはどれか。
- ア 事業単位は他の事業単位と製品や市場について相互に関連した統合的戦略をも ち、計画の範囲内で自由に対処する。
- イ 資金の流出は市場での競争上の地位で決まると考える。
- ウ 資金の流出量を削減して優位性を確保できる「問題児」の選択が重要である。
- エ 自社の相対的な市場シェアと自社事業の成長率を基準として事業を分類する。
- オ 全社的な資源配分のための論理のひとつとしての位置付けが重要であり、ドメ
- ンの定義と併せることで現実的な資源配分の指針となる。 DKJC-1C
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正解:オ
解答:オ
PPMは「市場成長率」(資金の流出を規定)と「相対的市場シェア」(資金の流入を規定)の2軸で事業を花形・問題児・金のなる木・負け犬に分類し、全社的な資源配分の指針とする手法。
- ア(×):PPMの各事業単位は他事業と独立に位置付けられ、キャッシュフローの観点から個別に評価されるのが前提。事業単位が相互に関連した統合的戦略を持つという記述はPPMの考え方と整合しない。
- イ(×):資金の流出量は「市場成長率」で決まる。市場での競争上の地位(相対シェア)で決まるのは資金の流入量。記述が逆。
- ウ(×):問題児は市場成長率が高く資金流出が大きい事業で、シェア拡大には多額の投資が必要。「資金流出を削減して優位性を確保できる問題児」という前提自体が誤り。
- エ(×):分類の2軸は「相対的市場シェア」と「市場成長率」。自社事業の成長率ではなく市場(業界)の成長率を用いる。
- オ(○):PPMは全社的資源配分の論理の一つであり、ドメインの定義と併せることでより現実的な資源配分の指針となる。適切。
よって オ。