企業経営理論 H26年度 第4問

第4問

A 社は、現社長が高齢化したために、家族や親族以外の者への事業承継をMBI (management buy-in)によって行うことを検討している。MBI に関する記述とし て、最も適切なものはどれか。

  1. 現社長と役員は、投資ファンドから資金を調達し、現経営陣を支援してもら う。
  2. 現社長は、社外の第三者に自社株式を買い取らせ、経営を引き継いでもらう。
  3. 現社長は、投資ファンドに自社株式を買い取ってもらい、経営を外部から監視 してもらう。
  4. 現社長は、長く勤めた営業部長に自社株式を買い取らせず、経営を引き継いで もらう。
  5. 現社長は、長く勤めた営業部長や経理課長に自社株式を買い取らせ、営業部長 に経営を引き継いでもらう。
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正解:

解答:イ

MBI(management buy-in)は、社外の第三者(外部の経営者)が株式を買い取って経営に乗り込み、引き継ぐ手法。これに対しMBO(management buy-out)は内部経営陣による買収、EBOは従業員による買収。設問は「家族・親族以外への承継」として外部者への承継を検討している点に着目する。

  • ア(×):現経営陣(社内)が投資ファンドから資金調達して買収するのはMBO(資本支援型)に近く、MBIではない。
  • イ(○):社外の第三者に株式を買い取らせ経営を引き継いでもらうのが、まさにMBI。適切。
  • ウ(×):投資ファンドに株式を買い取らせ外部から監視させるのは、経営権の譲渡・ファンドによる買収であり、外部の経営者が乗り込むMBIとは異なる。
  • エ(×):株式を買い取らせずに営業部長へ経営を引き継ぐのは、内部者への承継であり買収を伴わず、MBIに当たらない。
  • オ(×):長く勤めた営業部長や経理課長(社内の経営陣・従業員)に株式を買い取らせて引き継ぐのはMBO/EBOであり、社外者によるMBIではない。

よって

#M&A・提携

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