第6問
各種業務において様々なソフトウェアを利用しているが、それぞれのソフトウェ
- ア では目的に応じた演算処理が行われている。コンピュータの演算処理では計算誤 差が発生する場合のあることが知られているので、計算誤差に対して適切な対応が 必要である。 以下の計算誤差に関する記述として最も適切なものはどれか。
- イ C 言語においては、整数型の変数を使用する場合、その扱える範囲内の加減算 でも桁落ち誤差が発生する。
- ウ どのようなソフトウェアを利用しても、金額に関する計算では浮動小数点演算 の仕組みを利用しないので計算誤差は生じない。
- エ 表計算ソフトの演算処理では、丸め誤差が発生する。
- オ リレーショナルデータベースの処理ではデータの格納および格納されたデータ の検索だけを行うので計算誤差は生じない。 DKJC-1F
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正解:ウ
解答:ウ
〔リード〕コンピュータの計算誤差(桁落ち・丸め誤差など)に関する正誤判定。
- ア(×):桁落ちは、ほぼ等しい浮動小数点数どうしの減算で有効桁数が大きく失われる現象。整数型変数で扱える範囲内の加減算では桁落ちは発生しない(範囲を超えればオーバーフローが起こる)。記述は誤り。
- イ(×):浮動小数点演算を用いなくても、計算方法によっては誤差が生じうるし、逆に金額計算でも内部表現次第で誤差は起こり得る。「浮動小数点を使わないので誤差は生じない」と断定するのは誤り。
- ウ(○):表計算ソフトは内部で浮動小数点演算を行うため、有限桁で数を表現する過程で丸め誤差(端数を丸めることによる誤差)が発生する。記述は正しい。
- エ(×):リレーショナルデータベースでも集計関数や計算式などで数値演算を行うことができ、その際には丸め誤差等が生じうる。「格納と検索だけで計算誤差は生じない」は誤り。
よって ウ。