財務・会計 H23年度 第4問

第4問

退職給付に係る負債の計上額として最も適切なものはどれか。ただし、年金資産 は企業年金制度に係る退職給付債務を超えないものとする。

  1. 退職給付債務から年金資産の額を控除した額
  2. 退職給付債務に未認識過去勤務債務および未認識数理計算上の差異を加減した 額
  3. 退職給付債務に未認識過去勤務債務および未認識数理計算上の差異を加減した 額から年金資産の額を控除した額
  4. 退職給付債務に未認識数理計算上の差異を加減した額から年金資産の額を控除 した額
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正解:

解答:ウ

〔本問は出題当時(H23)の退職給付会計基準に基づく。当時は未認識過去勤務債務・未認識数理計算上の差異を負債計上額の計算上加減(遅延認識)したうえで年金資産を控除する方式であった。すなわち、計上額=退職給付債務±未認識過去勤務債務±未認識数理計算上の差異-年金資産。条件より年金資産は退職給付債務を超えないので、計上額は負債(退職給付引当金)となる。〕

  • ア(×):「退職給付債務-年金資産」のみ。未認識過去勤務債務・未認識数理計算上の差異の加減を欠く(出題当時の基準では遅延認識分の調整が必要)。
  • イ(×):未認識項目を加減しているが、年金資産の控除が抜けている。
  • ウ(○):退職給付債務に未認識過去勤務債務および未認識数理計算上の差異を加減した額から、年金資産の額を控除した額。出題当時の正しい計上額。
  • エ(×):未認識「過去勤務債務」の加減が抜けており、調整項目が不足している。

よって

#財務諸表・会計基準

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