第3問
工程管理における余力の調整および余力管理に関する記述として、最も不適切な ものはどれか。
- ア 職場間の応援や残業は、小日程計画における余力の調整業務にあたる。
- イ 設備投資の検討、職場組織の変更は、大日程計画における余力の調整業務にあ たる。
- ウ 手持ちの仕事量と現有能力の把握、その両者の比較、作業分配、作業予定の決 定は、余力管理の業務にあたる。
- エ 流動数グラフ、製品工程分析表は、余力を把握するための図表として用いられ る。
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正解:エ
解答:エ
〔余力管理=手持ち仕事量(負荷)と現有能力を比較し差(余力)を把握して調整する活動。日程計画の階層(大・中・小日程)と調整手段の対応を問う〕
- ア(○):職場間の応援や残業など短期で実施できる能力調整は、最も短期の小日程計画レベルの余力調整にあたる。妥当。
- イ(○):設備投資や職場組織の変更など長期を要する能力調整は、最も長期の大日程計画レベルの余力調整にあたる。妥当。
- ウ(○):仕事量と現有能力の把握、両者の比較、作業分配・作業予定の決定は、まさに余力管理の業務内容である。妥当。
- エ(×):余力把握には流動数曲線(流動数グラフ)などが用いられるが、「製品工程分析表」は製品(品物)の加工・運搬・停滞・検査の流れを分析する工程分析の図表であり、余力(負荷と能力の差)を把握する図表ではない。最も不適切。
よって最も不適切なものは エ。