第17問
ソフトウェア、システム、サービスに関係する人々が、システム開発にかかわっ て同じ言葉を使うことができるような共通の枠組みを提供する目的で「共通フレー ム2007」がまとめられた。これに関する記述として最も適切なものはどれか。
- ア IT ガバナンスについてまでは踏み込んでいない。
- イ 経営層、業務部門、情報システム部門ごとに、担当すべき要件定義の内容を定 めている。
- ウ システム開発のプロセスで要件定義が正しくなかった場合、運用テストで対処 するように推奨している。
- エ システム化計画などの上流段階で詳細な見積もりを行い、その見積もりを目標 値として開発プロセスを進行させることを推奨している。 ― 14― ◇M6(688―146)
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正解:イ
解答:イ
〔共通フレーム2007に関する問題〕
共通フレーム2007は、ソフトウェアの企画・開発・運用・保守等にかかわる関係者が共通の用語・作業内容で意思疎通できるよう、作業項目・役割を体系化した枠組み。特に上流(企画・要件定義)を重視し、各立場の役割分担を明確にしている。
- ア(×):共通フレーム2007はITガバナンスや経営戦略との整合も視野に入れており、「踏み込んでいない」は誤り。
- イ(○):経営層・業務部門・情報システム部門それぞれが担うべき要件定義の内容を定めており、役割分担を明確化している。記述は正しい。
- ウ(×):要件定義の誤りは早期(上流)に発見・是正すべきで、運用テストで対処するという推奨はしていない。手戻りコストが増大するため不適。
- エ(×):上流段階での過度に詳細な見積もりを目標値として固定し進行させることは推奨していない。見積もりは段階的に精緻化する考え方をとる。
よって イ。