中小企業経営・中小企業政策 H23年度 第9問

第9問

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 中小企業庁が総務省「事業所・企業統計調査」に基づき試算している事業所数(民 営、非一次産業)を基にした開業率・廃業率の推移を見ると、わが国では1989年~ 1991年を対象期間とした調査以降、一貫して開業率を廃業率が上回る結果となっ ている。 企業数(会社数および個人事業所数)を基にした試算によっても同様の傾向にある が、企業数の増減を見ると産業分野による差も大きい。例えば、総務省「事業所・ 企業統計調査」によって、2001年と2006年の産業別企業数(民営、非一次産業)を 比較すると、 A では企業数が減少しているのに対して、 B では企 業数が増加している。 (設問) 文中の下線部について、2001年と2006年の大事業所数と中小事業所数を比較 した場合に最も適切なものはどれか。なお、ここで総従業者数300人以下(卸売 業、サービス業は100人以下、小売業、飲食店は50人以下)の事業所を中小事業 所とし、それ以外を大事業所とする。

  1. 大事業所数の減少割合を中小事業所数の減少割合は上回っている。
  2. 大事業所数は増加している。
  3. 中小事業所数の減少割合を大事業所数の減少割合は上回っている。
  4. 中小事業所数は増加している。 ― 12― ◇M7(688―165) (設問) 文中の空欄AとBに入る最も適切な語句の組み合わせを下記の解答群から選 べ。
  5. A:「医療、福祉」と「卸売・小売業」B:「情報通信業」と「製造業」
  6. A:「飲食店、宿泊業」と「製造業」 B:「医療、福祉」と「卸売・小売業」
  7. A:「卸売・小売業」と「製造業」 B:「医療、福祉」と「飲食店、宿泊業」
  8. A:「卸売・小売業」と「製造業」 B:「医療、福祉」と「情報通信業」
  9. A:「情報通信業」と「製造業」 B:「医療、福祉」と「卸売・小売業」 ― 13― ◇M7(688―166)
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正解:

解答:イ

〔リード〕総務省「事業所・企業統計調査」で2001年と2006年の事業所数(民営、非一次産業)を比較すると、中小事業所数は減少している一方で、大事業所数は増加している。中小事業所が廃業等で減る中、規模拡大やチェーン展開により大事業所は増加に転じている。

  • ア(×):中小事業所数の減少割合が大事業所を上回るとあるが、そもそも大事業所は増加しており「減少割合の比較」が成立せず誤り。
  • イ(○):大事業所数は増加しているという実態と一致する。
  • ウ(×):大事業所は減少していないため、減少割合の比較自体が誤り。
  • エ(×):中小事業所数は減少しており、増加とする点が誤り。

なお本設問群には産業別企業数の増減(空欄A・B)を問う後続設問も含まれるが、本ファイルの公式正解(answer)はイであり、これに従う。

よって

#中小企業白書・統計

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