財務・会計 H22年度 第20問

第20問

E 社では、創業以来のオーナー経営者が引退することとなり事業承継のあり方を 検討していたが、オーナー経営者の後継者として適当な人材がいなかった。そこ で、M&A を活用し外部の有能な経営者に事業を承継させたいと考えた。このよう な場合において、友好的なM&A を行う上でふさわしいと考えられる手段として、 最も適切なものはどれか。

  1. MBI
  2. MBO
  3. TOB
  4. ホワイトナイト ― 20― ◇M2(295―49)
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正解:

解答:ア

〔リード〕事業承継型M&Aの手法を問う。後継者が社内におらず、「外部の有能な経営者」に事業を承継させたいという友好的M&Aの場面。各手法の主体(誰が買収するか)を区別する。

  • ア(○)=MBI(Management Buy-In):企業の外部から経営の専門家(経営者)を招き入れ、その外部経営陣が資金調達して株式を取得し経営権を引き継ぐ手法。「外部の有能な経営者に事業を承継させる」本問の状況に最も合致する。
  • イ(×)=MBO(Management Buy-Out):現経営陣(社内の経営者)が自社株式を買い取って経営権を取得する手法。本問は後継者が社内にいないため、内部経営陣による承継は不適。
  • ウ(×)=TOB(株式公開買付け):不特定多数の株主から市場外で株式を買い集める買収手続きの一手法。経営者を外部から招くという承継手段の趣旨とは異なり、敵対的買収でも用いられる。
  • エ(×)=ホワイトナイト:敵対的買収を仕掛けられた企業が、対抗策として招く友好的な第三者(白馬の騎士)。買収防衛策であり、後継者不在の事業承継の手段ではない。

よって

#資金調達・配当政策

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