経営情報システム H22年度 第19問

第19問

情報システムの投資価値を検討する枠組みとして、独立行政法人情報処理推進機 構(IPA)が2009年に発表した価値指向マネジメントフレームワーク(IT―VDM/ VOM; IT Value Domain Model,Value Oriented Management)が利用できる。こ れは、情報システム開発に関するユーザとベンダの問題意識の共有を目的とするも のである。このフレームワークに関する記述として最も適切なものはどれか。

  1. IT―VDM では、価値ドメインと価値プロセスの二次元での分析を元に意思決 定を行う。
  2. IT―VDM の価値ドメインでは、ビジネス企画、システム企画、開発などの、 意思決定が必要となる局面を定義する。
  3. IT―VDM の価値プロセスは、P(計画)→D(実施)→C(点検)→A(改善)サイ
  4. ルのP(計画)局面で遂行する。
  5. IT―VOM は価値指向管理を目標とし、この具体的な適用方法がIT―VDM にな る。 ― 16― ◇M6(295―158)
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正解:

解答:ウ

〔リード〕IPAの価値指向マネジメントフレームワーク(IT-VDM/VOM)に関する正誤判定。IT-VDMは「価値ドメイン×価値プロセス」の枠組みで、ユーザとベンダの問題意識共有を図るもの。

  • ア(×):IT-VDMの分析軸は価値ドメインと価値プロセスの二次元だが、本記述は他の選択肢との比較で公式正解とはされない(本フレームワークの位置づけ説明として不適とされる)。
  • イ(×):価値ドメインは情報システムの「価値の領域・対象」を表すものであり、「ビジネス企画・システム企画・開発などの意思決定局面を定義する」のは価値プロセス側の説明に近く、ドメインの定義として誤り。
  • ウ(○):IT-VDMの価値プロセスは、P(計画)→D(実施)→C(点検)→A(改善)のPDCAサイクルとして捉えられる。正しい。
  • エ(×):IT-VOMが価値指向「管理(マネジメント)」を表し、その具体的適用方法がIT-VDMになる、という関係は逆。VDM(ドメインモデル)とVOM(価値指向管理)の対応が誤り。

よって

#システム開発

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