経営情報システム H22年度 第18問

第18問

情報システム開発の上流工程に関して留意すべき事項が、例えば原理原則とし て、いくつか提案されている。そのような留意すべき事項の記述として最も適切な ものはどれか。

  1. 開発プロセスの進展に合わせて反復して行う多段階の見積りは、見積り変動に より発注者や開発者のリスクを増大させる。
  2. 数値化していない要件は、それを満たしているか否かの判定基準が人によって 異なるので、数値化すべきである。
  3. 要件定義に未確定な部分があるときは、漏れがないように決定を先送りすべき である。
  4. 要件定義の設定は、発注者と開発者の共同責任である。
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正解:

解答:イ

〔リード〕情報システム開発の上流工程(要件定義)で留意すべき原理原則に関する正誤判定。

  • ア(×):開発の進展に合わせて多段階で見積りを精緻化することは、不確実性が下がるためむしろリスクを「低減」する。「リスクを増大させる」は誤り。
  • イ(○):数値化していない要件は「満たしたか否か」の判定基準が人により異なり曖昧になるため、可能な限り数値化(定量化)すべきである。正しい原則。
  • ウ(×):未確定な要件の決定を安易に先送りすると、後工程での手戻りや漏れにつながる。「漏れがないように決定を先送りすべき」は誤り。早期の合意・確定が望ましい。
  • エ(×):要件定義の「設定(要件を決めること)」の主たる責任は発注者(ユーザ)側にある。「発注者と開発者の共同責任」とまでは言えず、本問では不適切とされる。

よって

#システム開発

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